尾﨑正志版画工房について
沿 革
1975年、尾﨑は現在の工房の前身であるプリントハウスOMを設立しました。以来、芸術家の版画制作のサポートを主な目的として、版画作品出版・ギャラリー運営・後進摺り師の育成・会員制版画制作スタジオとしてのワークショップの併設など、総合版画工房としての運営をおよそ50年に渡り続けてきました。
2016年9月、横浜市鶴見区駒岡への移転を機に名称を(有)尾﨑正志版画工房と改め、摺り師尾﨑の理想とする版画工房を実現すべく新たな活動を始めました。
ワークショップ工房の移転を機に、ワークショップをより本格的なものに致しました。これまでのアルミ版によるリトグラフ制作に加え、工房保有の大量の石版石を使用して本格的なリトグラフ制作を行うことができます。銅版画は豆本サイズから大判サイズまであらゆる制作に対応しています。
尾﨑正志・尾﨑正志版画工房の歩み
2016年9月
2009年
1975年
1973年
1968年
1950年
横浜市鶴見区駒岡への移転を機に名称を(有)尾﨑正志版画工房と改め、摺り師尾﨑の理想とする版画工房を実現すべく新たな活動を始める
横浜市より職人マイスターの称号を与えられる
帰国後、版画工房プリントハウス・オーエムを設立
国内外著名作家の版画摺りに従事する傍ら、後進の指導・育成にも努める
文化庁派遣芸術家在外研修員の摺り師第1号としてパリに派遣され研修を行う
ミロ、タピエス、長谷川潔などヨーロッパを代表する画家の制作に従事する
高校卒業後上京。社団法人日本美術家連盟特設版画工房へ入職
プロの石版画・銅版画摺り師として歩み始める
12才の頃、技術的には既に父親を凌駕し、反抗期とも重なり欧米の版画技法への憧れが増す
高校時代の夜間には印刷工場へ通いつめ平日は印刷工見習いとして従事、週末には石版印刷の基礎技術を習得する
木版画家尾﨑志郎の長男として札幌に生まれ、版画摺り師を天職とする
もの心つく以前より父から木版画技法の厳しい指導を受ける